問題
選択肢
- 1ミクロ経済学は個々の市場の効率性をマクロ経済学は国民経済全体の安定と成長を分析する相互補完的な分野である
- 2経済政策の立案にはマクロ経済学の分析だけで十分でありミクロ経済学の知見は必要とされない
- 3政府による資源配分は常に市場メカニズムより効率的であるため市場に委ねる必要はない
- 4ミクロ経済学は国民経済全体の景気変動を分析しマクロ経済学は個々の企業や消費者の行動を分析する分野である
正解
1. ミクロ経済学は個々の市場の効率性をマクロ経済学は国民経済全体の安定と成長を分析する相互補完的な分野である
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
ミクロ経済学は消費者や企業といった個々の経済主体の行動と、個々の市場での価格決定や資源配分の効率性を分析します。マクロ経済学はGDP・物価・失業・経済成長といった国民経済全体の動きを分析します。両者は対象の広さが異なるだけで対立するものではなく、相互に補完しあう分野です。「ミクロ経済学は国民経済全体の景気変動を、マクロ経済学は個々の企業や消費者の行動を分析する」という記述は、両者の役割が入れ替わっています。経済政策の立案には、個々の市場の効率性を見るミクロの視点と、景気や物価の安定を見るマクロの視点の両方が必要で、「マクロ経済学の分析だけで十分」とはいえません。また、市場には独占や外部性などの「市場の失敗」がある一方で、政府の介入にも情報の不足や非効率といった「政府の失敗」があるため、「政府による資源配分は常に市場より効率的」とはいえず、市場メカニズムの活用と適切な政府介入のバランスが重要です。
中小企業診断士トップ
一問一答・予想問題・まとめノート