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財務・会計難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|財務・会計 第233問

問題

当期製品製造原価の計算式として正しいものはどれか?

選択肢

  1. 1当期総製造費用+期首仕掛品−期末仕掛品
  2. 2当期総製造費用−期首仕掛品+期末仕掛品
  3. 3売上高−売上原価
  4. 4材料費+労務費

正解

1. 当期総製造費用+期首仕掛品−期末仕掛品

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解説

当期製品製造原価とは、その期に完成して製品になったものの製造原価のことで、製造原価報告書の最終的な答えになります。計算式は当期総製造費用+期首仕掛品−期末仕掛品です。期中にかけた製造費用に、前期から作りかけで残っていた分を足し、まだ完成していない分を引くことで、完成品にかかった原価だけを取り出す、という考え方です。 なぜこの足し引きになるのかを在庫の流れで考えてみましょう。当期総製造費用(材料費+労務費+経費)は、その期に新しく工場に投入したコストです。これに、期首時点で仕掛品として残っていた前期分の原価を足すと、当期に完成させられる原価の総量になります。ここから、期末になってもまだ完成していない仕掛品の原価を差し引けば、当期にちゃんと完成して製品になった分の原価=当期製品製造原価が求まります。たとえば総製造費用1,000、期首仕掛品200、期末仕掛品150なら、1,000+200−150=1,050です。 この「期首を足して期末を引く」という形は、売上原価の計算(期首商品+当期仕入−期末商品)とまったく同じ発想です。符号を逆にした式は誤り。また「売上高−売上原価」は売上総利益(粗利)の計算、「材料費+労務費」は製造原価の一部にすぎず経費が抜けているうえ仕掛品の調整もないので、当期製品製造原価の式としては不適切です。

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