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財務・会計難易度: 標準2026年度

中小企業診断士 予想問題財務・会計 第38問

問題

以下の条件でのフリー・キャッシュ・フロー(FCF)として最も適切なものはどれか。営業利益1,000万円、法人税率30%、減価償却費200万円、設備投資300万円、運転資本増加額100万円。

選択肢

  1. 1500万円
  2. 2700万円
  3. 3800万円
  4. 41,000万円

正解

1. 500万円

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解説

FCF=営業利益×(1−税率)+減価償却費−設備投資−運転資本増加額で計算されます。FCF=1,000万円×(1−0.3)+200万円−300万円−100万円=700万円+200万円−300万円−100万円=500万円。この計算式の意味を分解すると、まず営業利益×(1−税率)=700万円がNOPAT(税引後営業利益)です。これに非現金費用である減価償却費200万円を加算し、設備投資(キャッシュアウトフロー)300万円と運転資本の増加(キャッシュが運転資本に拘束される分)100万円を差し引きます。FCFは債権者と株主に帰属するキャッシュ・フローであり、企業価値評価(DCF法)の基礎となる重要な概念です。イはNOPATのみの値、ウは運転資本増加を考慮していない値です。

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