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運営管理難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|運営管理 第258問

問題

TPM(全員参加の生産保全)の目的として最も適切なものはどれか?

選択肢

  1. 1設備の総合効率を最大化すること
  2. 2品質不良をゼロにすること
  3. 3在庫を最小化すること
  4. 4人件費を削減すること

正解

1. 設備の総合効率を最大化すること

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解説

正解は「設備の総合効率を最大化すること」です。TPM(全員参加の生産保全)は、機械の故障や不良、事故をできる限りゼロに近づけ、設備を最も効率よく使い切ることを狙う活動です。ポイントは、保全をベテラン保全マンだけに任せるのではなく、現場のオペレーターから管理者まで全従業員が参加して設備を守る、という点にあります。 たとえば、機械を毎日使うオペレーター自身が、給油・増し締め・清掃といった日常点検(自主保全)を行い、「いつもと違う音がする」といった異常の芽を早めに摘む。これに専門部門の計画保全などを組み合わせることで、突然の故障で生産が止まるのを防ぎ、設備が動いている時間も、その間に良品を作れている割合も高めていきます。この「動いている×速さ×良品率」を総合した指標が設備総合効率(OEE)です。 他の選択肢も大切な目標ですが、TPMの第一の目的とはズレます。品質不良ゼロもTPMが掲げる「ロス・ゼロ」(災害ゼロ・不良ゼロ・故障ゼロ)の一つではありますが、設備の総合効率の最大化がそれらを包括する第一の目的です。在庫最小化はJITやMRP、人件費削減は別の合理化施策が主に担う領域で、TPMはあくまで「設備を中心に据えたロスの撲滅」を主眼とする活動です。

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