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経済学・経済政策難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|経済学・経済政策 第257問

問題

競合性はあるが排除性がない財を何というか?

選択肢

  1. 1共有資源(コモンプール財)
  2. 2公共財
  3. 3クラブ財
  4. 4私的財

正解

1. 共有資源(コモンプール財)

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解説

財を「競合性(使えば他人の分が減るか)」と「排除性(払わない人を締め出せるか)」で分けたとき、使えば減る=競合性ありなのに、誰でも使えてしまう=排除性なしにあたるのが「共有資源(コモンプール財)」です。 代表例は海の漁場、共同の牧草地、地下水、混雑する一般道。魚は獲れば減る、牧草は食べさせれば減る(競合)。でも所有者がいない、あるいは入るのを止められない(非排除)。すると一人ひとりは「自分が獲らなくても他人が獲ってしまうなら、先に取ったもの勝ちだ」と考え、われ先に使い尽くしてしまう。結果、資源が枯渇する——これが有名な「コモンズ(共有地)の悲劇」、つまり過剰利用の問題です。対策として漁獲枠の設定や入漁権など、人為的に排除性を作る仕組みが使われます。 他の3財と区別しましょう。国防のように非競合かつ非排除なのが純粋公共財。有料放送のように非競合だが排除できるのがクラブ財。パンや衣服のように競合かつ排除できるのが私的財。共有資源だけが「減るのに止められない」——だから乱獲が起きる、と結びつけて覚えると確実です。

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