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経済学・経済政策難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|経済学・経済政策 第256問

問題

先手企業がリーダーとして先に生産量を決め、後手企業がフォロワーとして対応する寡占モデルを何というか?

選択肢

  1. 1シュタッケルベルク・モデル
  2. 2クールノー・モデル
  3. 3ベルトラン・モデル
  4. 4ゲーム理論モデル

正解

1. シュタッケルベルク・モデル

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解説

少数の企業が競う寡占市場のモデルの中で、「片方が先に生産量を決め、もう片方がそれを見てから対応する」という順番(タイミング)の差を取り入れたのが「シュタッケルベルク・モデル」です。先に決める側をリーダー、後から動く側をフォロワーと呼びます。 カギは、リーダーが「自分がこれだけ作れば、フォロワーは反応関数に従ってこう動くはずだ」と相手の出方を読み込んだうえで、先手として生産量を決める点。後出しではなく、あえて先に大きく作ってシェアを押さえることで、リーダーは有利な立場(先手の利益)を取れます。フォロワーは残った需要に合わせて受け身で量を決めるしかありません。 似たモデルとの違いを押さえましょう。クールノー・モデルは両社が同時に生産量を決める(順番なし)。ベルトラン・モデルは生産量ではなく価格を同時に決め合い、結果として価格競争で利潤が削られる。これらに対し、シュタッケルベルクは「動く順番がある=逐次手番」という一点が決定的です。なお選択肢にある『ゲーム理論モデル』はこれら全体を分析する大枠の呼び方で、特定の寡占モデルの名前ではないので答えになりません。

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