問題
選択肢
- 1埋没費用(サンクコスト)
- 2機会費用
- 3固定費用
- 4限界費用
正解
1. 埋没費用(サンクコスト)
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
すでに払ってしまって、もう取り返せないお金を「埋没費用(サンクコスト)」といいます。意思決定で大事なのは、これを忘れることです。なぜなら、これから何を選ぼうと取り戻せない以上、未来の判断に影響させるのは不合理だからです。 おなじみの例が映画。1,800円払って観始めたら、つまらない。それでも「もったいないから」と最後まで耐える——これがサンクコストの罠です。チケット代はもう戻りません。であれば、今この瞬間に考えるべきは「残り1時間半をこの退屈な映画に使うか、出て別のことをするか」という未来の選択だけ。すでに払った1,800円はどちらを選んでも変わらないのだから、判断材料にしてはいけないのです。事業でも同じで、回収不能になった過去の投資にこだわって赤字事業を続ける(コンコルド効果)のは典型的な失敗です。 似た費用と区別しましょう。機会費用は「それを選んだせいで諦めた、別の選択肢から得られたはずの価値」で、これは未来の判断に必ず含めるべきもの。サンクコストとは扱いが正反対です。固定費用は生産量に関係なくかかる費用ですが、将来回避できるものもあるので必ずしも埋没とは限らない。限界費用は追加1単位の費用。サンクコスト=「過去に払って回収不能・だから無視すべき費用」とセットで覚えてください。
中小企業診断士トップ
一問一答・予想問題・まとめノート