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経済学・経済政策難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|経済学・経済政策 第269問

問題

すでに支払い済みで回収できない費用を何というか?

選択肢

  1. 1埋没費用(サンクコスト)
  2. 2機会費用
  3. 3固定費用
  4. 4限界費用

正解

1. 埋没費用(サンクコスト)

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解説

すでに払ってしまって、もう取り返せないお金を「埋没費用(サンクコスト)」といいます。意思決定で大事なのは、これを忘れることです。なぜなら、これから何を選ぼうと取り戻せない以上、未来の判断に影響させるのは不合理だからです。 おなじみの例が映画。1,800円払って観始めたら、つまらない。それでも「もったいないから」と最後まで耐える——これがサンクコストの罠です。チケット代はもう戻りません。であれば、今この瞬間に考えるべきは「残り1時間半をこの退屈な映画に使うか、出て別のことをするか」という未来の選択だけ。すでに払った1,800円はどちらを選んでも変わらないのだから、判断材料にしてはいけないのです。事業でも同じで、回収不能になった過去の投資にこだわって赤字事業を続ける(コンコルド効果)のは典型的な失敗です。 似た費用と区別しましょう。機会費用は「それを選んだせいで諦めた、別の選択肢から得られたはずの価値」で、これは未来の判断に必ず含めるべきもの。サンクコストとは扱いが正反対です。固定費用は生産量に関係なくかかる費用ですが、将来回避できるものもあるので必ずしも埋没とは限らない。限界費用は追加1単位の費用。サンクコスト=「過去に払って回収不能・だから無視すべき費用」とセットで覚えてください。

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