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経済学・経済政策難易度:

中小企業診断士 一問一答経済学・経済政策 第277問

問題

すべての投入要素を同じ比率で増やしたとき、生産量がそれ以上の比率で増加することを何というか?

選択肢

  1. 1規模の経済(収穫逓増)
  2. 2規模の不経済
  3. 3規模に関して収穫一定
  4. 4収穫逓減

正解

1. 規模の経済(収穫逓増)

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解説

工場の人も機械も土地も、あらゆる投入をそろって2倍3倍に増やしたとき、生産量がそれ以上の割合で増える状態を「規模の経済(収穫逓増)」といいます。 たとえば、投入をすべて2倍にしたら生産が3倍になった、というケース。投入の増え方(2倍)を生産の増え方(3倍)が上回っているので、製品1個あたりのコストは下がっていきます。大量生産すると安くなる、まとめて作るほどお得、というあの感覚です。背景には、分業による効率化、大型設備のほうが単位あたり効率がよいこと、大量仕入れによる割引などがあります。だからこそ、規模が大きいほど有利になりやすく、自然独占が生まれる土壌にもなります。 程度によって呼び分けます。投入を2倍にして生産がちょうど2倍なら規模に関して収穫一定(規模の経済も不経済も働かない)。投入を2倍にして生産が2倍未満しか増えないなら規模の不経済(収穫逓減)で、組織が大きくなりすぎて管理が非効率になる、といった事情で起こります。なお紛らわしいのが収穫逓減の法則ですが、こちらは「他の投入を固定したまま、ある一つの投入だけを増やしたときに追加の生産量の伸びが鈍る」短期の話で、すべての投入を同率で動かす「規模」の議論とは別物。「全部そろえて増やす=規模の経済、一つだけ増やす=収穫逓減の法則」と区別しましょう。

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