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経済学・経済政策難易度:

中小企業診断士 一問一答経済学・経済政策 第276問

問題

完全競争市場で企業の利潤が最大化される条件は何か?

選択肢

  1. 1価格=限界費用(P=MC)
  2. 2価格=平均費用
  3. 3限界収入=平均費用
  4. 4総収入=総費用

正解

1. 価格=限界費用(P=MC)

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解説

完全競争市場(無数の小さな企業が同じ品質の財を売り、誰も価格を動かせない市場)で企業の利潤が最大になるのは、価格=限界費用(P=MC)が成り立つときです。限界費用MCとは、生産を1単位増やすときに追加でかかる費用のことです。 なぜこうなるのか。利潤最大化の一般原則は「もう1単位作って得られる収入(限界収入MR)=もう1単位作るのにかかる費用(限界費用MC)」、つまりMR=MCです。ここで完全競争の企業は、市場で決まった価格でいくらでも売れる立場(プライス・テイカー)なので、1単位多く売って増える収入=価格そのもの、すなわちP=MRとなります。これをMR=MCに代入すれば、P=MCが導けるわけです。直感的にも、P>MCならもう1個作れば儲かるので増産すべき、P<MCなら作りすぎなので減産すべき、ちょうどP=MCで利潤が頂点になります。 さらにこのP=MCは、企業の供給曲線が限界費用曲線(の操業停止点より上の部分)になる根拠でもあります。混同しやすい選択肢を確認すると、価格=平均費用は利潤がゼロになる損益分岐の条件、総収入=総費用も利潤ゼロを表す式で、いずれも利潤最大化条件ではありません。完全競争の利潤最大化=P=MC、と覚えるのが鉄則です。

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