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企業経営理論難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|企業経営理論 第276問

問題

顧客生涯価値(LTV)とは何か?

選択肢

  1. 11人の顧客が取引期間全体で企業にもたらす利益の合計
  2. 2顧客1人の1回あたりの購入額
  3. 3全顧客の年間売上高の合計
  4. 4新規顧客獲得にかかるコスト

正解

1. 1人の顧客が取引期間全体で企業にもたらす利益の合計

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解説

顧客生涯価値(LTV=Life Time Value)とは、1人の顧客が、取引を始めてから終わるまでの付き合い全体を通じて、企業にもたらしてくれる利益の合計のことです。一回いくら買ったか、ではなく、『生涯にわたっていくら貢献してくれるか』という長い目で顧客の価値を捉える指標です。たとえば、毎月定額のサブスクを5年間続けてくれる顧客は、一度きりの大口客より最終的に大きな利益を生むことがあります。この考え方は、新規のお客を獲得するより、既存のお客に長く満足して使い続けてもらうほうが、コストが低く利益効率も高い、という事実を数値で裏づけます。だからこそ顧客維持(リテンション)の重要性を語るときに欠かせない指標です。他の選択肢は別の数字です。顧客1人の1回あたりの購入額は単なる客単価、全顧客の年間売上高の合計は売上規模そのもの、新規顧客獲得にかかるコストはCAC(顧客獲得コスト)と呼ばれる指標で、いずれも一人の顧客が生涯でもたらす利益を表すLTVとは異なります。

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