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経営法務難易度: 標準2026年度

中小企業診断士 予想問題|経営法務 第83問

問題

先使用権に関する記述として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1特許出願前から独自にその発明を実施していた者は、一定の要件のもとで先使用権が認められる
  2. 2先使用権は、特許権者の許諾がなければ認められない
  3. 3先使用権は、特許法にのみ規定され、商標法には規定されていない
  4. 4先使用権者は、実施の事業を拡張することが自由にできる

正解

1. 特許出願前から独自にその発明を実施していた者は、一定の要件のもとで先使用権が認められる

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解説

特許出願の際に、その出願に係る発明の内容を知らないで自らその発明をし、または発明をした者から知得して、日本国内においてその発明の実施である事業をしている者等は、その実施等の範囲内において先使用権(通常実施権)を有します(特許法79条)。イは誤りで、先使用権は法律上当然に発生する法定実施権であり、特許権者の許諾は不要です。ウは誤りで、商標法にも先使用権の規定があります(商標法32条)。エは誤りで、先使用権は出願時の事業の範囲内に限られ、自由に拡張できるわけではありません。

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