問題
選択肢
- 1発生時に費用処理
- 2資産計上して償却
- 3繰延資産として計上
- 4製造原価に算入
正解
1. 発生時に費用処理
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解説
研究開発費について、日本の会計基準では発生時に全額を費用処理する、が正解です。新製品や新技術を生み出すために使ったお金は、その期の費用として一気に計上し、資産として後の期に繰り延べることはしません。 なぜ資産にしないのか。研究開発はやってみないと成功するかどうかわからず、将来本当に収益を生むかが極めて不確実だからです。もし「いつか役立つはず」と資産計上を許すと、失敗しそうな開発費まで資産に積み上げて利益を良く見せられてしまいます。そうした水増しを防ぐため、日本基準では成果の不確実なものは保守的に費用にしてしまうわけです。 ここで注意したいのが国際会計基準(IFRS)との違いです。IFRSでは、純粋な研究段階の支出は費用にしますが、開発段階に進んで技術的な実現可能性など一定の要件を満たした開発費は、資産として計上し後で償却することが認められています。つまり全部費用にする日本基準と、一部を資産にできるIFRSという対比です。繰延資産として計上する、製造原価に算入する、といった選択肢はこの取扱いとは異なる誤りです。
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