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財務・会計難易度: 標準2026年度

中小企業診断士 予想問題財務・会計 第110問

問題

繰延税金資産に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1繰延税金資産は、将来減算一時差異に法定実効税率を乗じて計算される。
  2. 2繰延税金資産は、将来加算一時差異に法定実効税率を乗じて計算される。
  3. 3繰延税金資産は、回収可能性にかかわらず全額を計上しなければならない。
  4. 4繰延税金資産は、すべて流動資産に分類される。

正解

1. 繰延税金資産は、将来減算一時差異に法定実効税率を乗じて計算される。

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解説

繰延税金資産は、将来減算一時差異(将来の課税所得を減少させる差異)に法定実効税率を乗じて計算されます。例えば、会計上は費用計上したが税務上は損金不算入となった場合(貸倒引当金の超過額など)、将来その差異が解消される際に税金が減少するため、繰延税金資産として計上します。イは誤りで、将来加算一時差異には「繰延税金負債」が対応します。ウは誤りで、繰延税金資産は回収可能性を慎重に検討し、回収が見込まれる金額のみを計上します(回収可能性がない部分は計上できません)。エは誤りで、かつては関連する一時差異の解消時期に応じて流動・固定に分類していましたが、2018年の基準改正(企業会計基準第28号)以降、繰延税金資産はすべて固定資産(投資その他の資産)に、繰延税金負債はすべて固定負債に表示されます(流動区分には表示しません)。

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