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経済学・経済政策難易度:

中小企業診断士 一問一答経済学・経済政策 第318問

問題

ソロー・モデルで定常状態における1人あたり消費を最大にする貯蓄率の条件を何というか?

選択肢

  1. 1黄金律
  2. 2定常状態
  3. 3最適成長
  4. 4ラムゼイルール

正解

1. 黄金律

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解説

ソロー・モデルでは、貯蓄をたくさんすれば資本が積み上がり経済規模は大きくなります。しかし私たちが本当に豊かさとして実感するのは生産量そのものより、消費できる量です。そこで、定常状態における1人あたりの消費を最大にするような貯蓄率を選ぼう、という考えが出てきます。その最適な貯蓄率が成り立つ状態を黄金律(ゴールデンルール)と呼びます。経済学者フェルプスが示した概念です。 黄金律が成立する条件は、資本の限界生産物が資本の減耗率(さらに人口成長や技術進歩を含む場合はそれらの合計)に等しくなることです。直感的に言えば、貯蓄しすぎると資本維持のための「メンテナンス費用」ばかりかさんで消費に回せる分が減り、貯蓄が少なすぎるとそもそも生産が増えない。そのちょうど良いバランス点が黄金律というわけです。混同しやすい定常状態は、資本が一定で経済が落ち着いた状態全般を指す広い概念で、その中でも消費を最大化する特別な一点が黄金律です。ラムゼイルール(ラムゼイの最適課税)は税の効率性に関する別の議論で、ここでの貯蓄率の最適化とは文脈が異なります。

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