診断士に戻る
経済学・経済政策難易度:

中小企業診断士 一問一答経済学・経済政策 第332問

問題

貨幣の需要動機のうち、日常の取引のために保有する動機を何というか?

選択肢

  1. 1取引動機
  2. 2予備的動機
  3. 3投機的動機
  4. 4資産動機

正解

1. 取引動機

詳しい解説を見る

解説

私たちが手元に現金や預金を持っておきたいと思う理由(貨幣需要の動機)はいくつかありますが、その中で最も基本的なのが日々の買い物や支払いに備える取引動機です。給料日までの生活費、毎月の家賃や食費の支払いなど、ふだんの経済取引をスムーズに行うためにある程度のお金を手元に置いておく、という需要です。ケインズが整理した貨幣需要の三つの動機のうちの一つにあたります。 この取引動機による貨幣需要は、所得が増えるほど大きくなるのが特徴です。収入が増えれば生活水準が上がって日々の支払いも増えるため、それに対応してより多くの貨幣を手元に持つ必要が出てくるからです。残る二つの動機のうち、予備的動機は病気や事故など不意の出費に備えてお金を蓄えておきたいという需要で、これも所得とともに増える傾向があります。投機的動機(資産動機)は、債券などで運用するより当面は現金で持っておこうという、利子率に反応する需要で、利子率が高いほど現金で持つ機会費用が大きくなるため貨幣需要は減ります。取引動機と予備的動機は所得に、投機的動機は利子率に反応する、という対応関係を押さえると貨幣需要の理解がぐっと整理されます。

中小企業診断士トップ

一問一答・予想問題・まとめノート

経済学・経済政策の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では中小企業診断士の全7097問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。中小企業診断士は7科目すべてで6割を取る戦略が王道です。