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経済学・経済政策難易度:

中小企業診断士 一問一答経済学・経済政策 第333問

問題

所得が増加したときに需要が減少する財を何というか?

選択肢

  1. 1劣等財(下級財)
  2. 2正常財(上級財)
  3. 3公共財
  4. 4補完財

正解

1. 劣等財(下級財)

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解説

ふつう、収入が増えれば多くのモノを買えるようになり需要も増えそうですが、なかには所得が増えるとかえって需要が減る財があります。これを劣等財(下級財)といいます。なぜそんなことが起きるかというと、豊かになった消費者がその財を、より質の高い別の財に乗り換えてしまうからです。たとえば、収入が少ないうちは安いカップ麺で済ませていた人が、給料が上がると外食やデリバリーに切り替える、といった場合、カップ麺は劣等財ということになります。 ここで大事なのは、劣等財かどうかは商品そのものの性質ではなく、その人の所得との関係で決まる相対的な概念だという点です。同じカップ麺でも、ある人にとっては劣等財でも別の人にとっては正常財かもしれません。対になるのが正常財(上級財)で、こちらは所得が増えると需要も増える財、つまり旅行や外食、ブランド品などごく一般的な財がこれにあたります。公共財は道路や国防のように多くの人が同時に利用でき対価を払わない人を排除しにくい財、補完財はコーヒーと砂糖のように一緒に使われる財で、いずれも所得との関係で定義される劣等財とは分類の軸が異なります。なお劣等財のなかで所得効果が代替効果を上回り価格低下時に需要が減る特殊なものがギッフェン財です。

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