診断士に戻る
企業経営理論難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|企業経営理論 第331問

問題

両利きの経営における「知の探索」と「知の深化」の両立が難しい理由を何というか?

選択肢

  1. 1コンピテンシートラップ
  2. 2イノベーターのジレンマ
  3. 3組織スラック
  4. 4キャズム

正解

1. コンピテンシートラップ

詳しい解説を見る

解説

コンピテンシートラップとは、企業がすでに得意とする既存事業の磨き込み(知の深化)に偏りすぎて、新しい分野を切り開く挑戦(知の探索)がおろそかになってしまう罠です。コンピテンシートラップはレビットとマーチが示した概念で、両利きの経営(オライリー&タッシュマン)の文脈でも探索が滞る理由として引用されます。既存事業は今すぐ確実に儲かるので、つい資源も時間もそちらに集中しがちです。すると目先の効率は上がる一方、得意技にしがみつくあまり、未来の柱になる新規事業が育たず、環境が変わったときに対応できなくなります。「成功体験が次の挑戦を邪魔する」構図です。似た概念と区別しましょう。組織スラックは組織が保有する余裕資源のことで、探索と深化の両立が難しい理由を指す用語ではありません。キャズムは新技術が初期層から大衆へ普及する際の深い溝を指す別概念です。

中小企業診断士トップ

一問一答・予想問題・まとめノート

企業経営理論の関連問題

この調子で演習を続けよう

スキマ資格では中小企業診断士の全7097問を分野別・難易度別に体系的に学習できます。中小企業診断士は7科目すべてで6割を取る戦略が王道です。