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財務・会計難易度:

中小企業診断士 一問一答財務・会計 第337問

問題

原価企画とは何か?

選択肢

  1. 1製品の企画・開発段階で目標原価を設定し、コストダウンを図る手法
  2. 2製造後に実際原価を計算する手法
  3. 3標準原価と実際原価の差異を分析する手法
  4. 4間接費を活動基準で配賦する手法

正解

1. 製品の企画・開発段階で目標原価を設定し、コストダウンを図る手法

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解説

原価企画とは、製品の企画・開発の段階で目標原価をあらかじめ設定し、その目標に収まるように設計段階からコストを作り込んでいく手法です。これが正解で、もともとトヨタ自動車で発展した管理手法として知られます。 ポイントは、コストダウンに取り組むタイミングが圧倒的に早いことです。従来の原価管理は、製品を作ってから「実際にいくらかかったか」を集計し、後追いでムダを削るものでした。しかし製品の原価の多くは、実は設計の段階でほぼ決まってしまいます。どんな材料を使い、どんな構造にするかが決まった後では、いくら製造現場で頑張ってもコストはなかなか下げられません。そこで原価企画では、まだ図面の段階、つまり原価が決まる前から手を打ちます。 進め方は逆算が基本です。まず市場で売れる価格(許容売価)を決め、そこから会社が確保したい目標利益を差し引いて、売価−目標利益=目標原価を導きます。そして、この目標原価の中に収まるように、設計・材料・工程を工夫していくのです。いわば、できあがったコストを後から削るのではなく、最初から目標に合わせて作り込むという発想です。 他の選択肢は別の手法です。製造後に実際原価を計算するのは実際原価計算、標準と実際の差異を分析するのは標準原価計算、間接費を活動基準で配賦するのはABC(活動基準原価計算)で、いずれも企画段階で目標原価を作り込む原価企画とは異なります。

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