問題
選択肢
- 1最小二乗法(回帰分析)
- 2高低点法
- 3勘定科目法
- 4スキャッターグラフ法
正解
1. 最小二乗法(回帰分析)
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解説
原価を変動費と固定費に分ける固変分解の方法のうち、最も精度が高いとされるのは最小二乗法(回帰分析)です。これが正解です。 固変分解とは、総費用のデータから「売上や操業度に比例して動く変動費部分」と「動かない固定費部分」を切り分ける作業です。最小二乗法は、過去の操業度と総費用の多数のデータ点を散布図に取り、それらの点との縦方向のズレ(誤差)の二乗の合計が最小になるような直線を統計的に求める方法です。求まった直線の傾きが変動費率(1単位あたりの変動費)、縦軸との切片が固定費を表します。すべてのデータを満遍なく使って数学的に最適な線を引くため、客観性が高く、最も精度が高いとされます。 他の方法と比べるとよく分かります。高低点法は、操業度が最高の月と最低の月の二点だけを使って直線を引く簡便法で、計算はラクですが、たった二点しか見ないので、その月がたまたま異常値だと結果が大きくゆがみます。勘定科目法(勘定科目精査法)は、各費目を担当者の経験や判断で変動費か固定費かに振り分ける方法で、主観が入りやすく精度は劣ります。スキャッターグラフ法は散布図を描いて目分量で直線を引く方法で、最小二乗法ほどの厳密さはありません。データを全部使って統計的に最適化する、という点が最小二乗法の精度の高さの理由です。
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