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財務・会計難易度:

中小企業診断士 一問一答財務・会計 第349問

問題

ポートフォリオ理論において、リスクとリターンの関係で最も効率的な組み合わせの集合を何というか?

選択肢

  1. 1効率的フロンティア
  2. 2資本市場線
  3. 3証券市場線
  4. 4無差別曲線

正解

1. 効率的フロンティア

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解説

ポートフォリオ理論で、リスクとリターンの関係から見て最も効率的な組み合わせを集めた集合を効率的フロンティアといいます。これが正解で、マーコウィッツが提唱した考え方です。 意味を噛み砕きます。複数の資産を組み合わせて投資する(ポートフォリオを組む)と、その配分の仕方によってリスクと期待リターンの組み合わせが無数に生まれます。これらをリスクを横軸、期待リターンを縦軸にとってグラフに描くと、たくさんの点が散らばります。その中で、同じリスクなら最大のリターンが得られる、あるいは同じリターンなら最小のリスクで済む、という最も賢い組み合わせだけをつないだ境界線が効率的フロンティアです。投資家は、わざわざこの線より内側(同じリスクなのにリターンが劣る、無駄の多い組み合わせ)を選ぶ理由がないため、合理的な投資家はこのフロンティア上から自分のリスク許容度に合った点を選ぶことになります。 この分散の効果は、値動きが完全には連動しない(相関の低い)資産を組み合わせることで、リスクを減らせるという点に基づいています。 紛らわしい用語を整理しましょう。資本市場線(CML)は、無リスク資産とフロンティア上の最適な点(市場ポートフォリオ)を結んだ線、証券市場線(SML)はβと期待収益率の関係を表すCAPMの直線です。無差別曲線は投資家自身の好み(リスクとリターンに対する満足度が等しい点の集合)を表す線で、効率的フロンティアとの接点が最適な投資点になります。最も効率的な組み合わせの集合そのものを指すのが効率的フロンティアです。

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