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経済学・経済政策難易度:

中小企業診断士 一問一答経済学・経済政策 第346問

問題

所得の不平等度を測る指標で、ローレンツ曲線と完全平等線の間の面積から求めるものを何というか?

選択肢

  1. 1ジニ係数
  2. 2ハーフィンダール指数
  3. 3エンゲル係数
  4. 4ラーナーの独占度

正解

1. ジニ係数

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解説

ある社会で所得がどれだけ偏って分配されているか、その不平等の度合いを0から1の数字で表す指標がジニ係数です。求め方はローレンツ曲線と完全平等線(45度線)の関係を使います。ローレンツ曲線とは、所得の低い人から順に並べて、人口の累積割合と所得の累積割合の関係を描いた曲線です。もし全員の所得が完全に等しければこの曲線は45度の直線(完全平等線)に一致し、不平等が大きいほど曲線は下に大きくたわみます。 ジニ係数は、この完全平等線とローレンツ曲線に挟まれた部分(弓のように膨らんだ面積)の2倍として計算されます。完全に平等なら曲線が45度線と重なって挟まれる面積はゼロ、よってジニ係数は0。逆に一人がすべての所得を独占する完全不平等なら面積は最大になり、ジニ係数は1に近づきます。つまり0に近いほど平等、1に近いほど不平等、と読み取れる便利な指標で、国際比較や時系列の格差分析に広く使われます。混同しやすいハーフィンダール指数(ハーフィンダール・ハーシュマン指数)は市場の集中度を測る指標、エンゲル係数は家計支出に占める食費の割合、ラーナーの独占度は価格が限界費用からどれだけ乖離しているかを示す独占力の指標で、いずれも所得格差を測るジニ係数とは目的が異なります。

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