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経済学・経済政策難易度:

中小企業診断士 一問一答経済学・経済政策 第347問

問題

消費者が財を消費することで得る満足度の合計を何というか?

選択肢

  1. 1総効用
  2. 2限界効用
  3. 3期待効用
  4. 4序数的効用

正解

1. 総効用

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解説

ある財を消費することで得られる満足度を、ゼロから現在の消費量までずっと足し合わせた合計が総効用です。たとえばケーキを3個食べたときの「3個ぶん丸ごとの満足度の合計」が総効用にあたります。消費量が増えれば、ふつう総効用も増えていきます。さらに食べればさらに満足が積み上がるからです。 ただし、その増え方には特徴があります。消費量が増えるにつれて総効用は増加するものの、その増加のペースは徐々に鈍っていくのです。これは、追加1単位から得られる満足度である限界効用が、消費を重ねるほど小さくなっていく(限界効用逓減の法則)ためです。1個目のケーキの満足は大きいけれど、3個目になると「もう1個食べても満足の上乗せはわずか」になる、というわけです。グラフにすると、総効用曲線は右上がりですが、上に凸の形(だんだん寝てくる形)になります。混同しやすい限界効用は「あと1単位増やしたときの満足の増分」で、総効用の傾きにあたる別の量です。期待効用は不確実な状況で各結果の効用を確率で加重平均したもの、序数的効用は満足度を大小の順序でのみとらえる考え方で、いずれも消費量までの満足の合計を指す総効用とは概念が異なります。総効用と限界効用は親子の関係(限界効用の積み上げが総効用)として整理すると混乱しません。

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