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経済学・経済政策難易度:

中小企業診断士 一問一答経済学・経済政策 第354問

問題

需要の所得弾力性が負の値をとる財はどれか?

選択肢

  1. 1劣等財
  2. 2正常財
  3. 3奢侈品
  4. 4必需品

正解

1. 劣等財

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解説

需要の所得弾力性とは「所得が1%増えたとき需要量が何%変わるか」を測る指標です。これが負(マイナス)ということは、所得が増えるほど需要が減ることを意味し、まさに「劣等財(下級財)」の定義そのものです。 身近な例で言えば、収入が少ないうちは安い発泡酒やインスタント食品、格安の衣料品で済ませていた人が、給料が上がると本物のビールや外食、ブランド品に切り替えていく——このとき発泡酒やインスタント食品は買われなくなる。所得が増えて需要が減るので、これらが劣等財です。 対になるのが「正常財(上級財)」で、所得が増えると需要も増える(弾力性が正)ふつうの財です。正常財はさらに細かく分かれ、所得弾力性が1より大きく所得の伸び以上に需要が増える「奢侈品(贅沢品)」と、弾力性が0と1の間で生活必需的な「必需品」に分類されます。つまり奢侈品も必需品もどちらも所得弾力性は正であり、負になるのは劣等財だけ、という整理が試験では問われます。

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