問題
間接法によるキャッシュ・フロー計算書において、営業活動によるキャッシュ・フローの調整項目として、税引前当期純利益に加算されるものはどれか。
選択肢
- 1売上債権の増加額
- 2仕入債務の減少額
- 3棚卸資産の増加額
- 4減価償却費
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正解
4. 減価償却費
解説
間接法では、税引前当期純利益から出発し、非資金項目や営業活動に関連する運転資本の増減を調整してキャッシュ・フローを算出します。減価償却費は非資金費用(キャッシュの支出を伴わない費用)であるため、利益を計算する際に差し引かれていますが、実際のキャッシュは減少していないので加算して戻します。アの売上債権の増加は、売上として利益に計上されているが未回収なので「減算」します。イの仕入債務の減少は、代金を支払った(キャッシュが減少した)ので「減算」します。ウの棚卸資産の増加は、キャッシュが在庫に変わった(キャッシュが減少した)ので「減算」します。運転資本の調整では、流動資産の増加→減算、流動資産の減少→加算、流動負債の増加→加算、流動負債の減少→減算と覚えると理解しやすくなります。