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財務・会計難易度:

中小企業診断士 一問一答財務・会計 第357問

問題

試算表で借方合計と貸方合計が一致することを確認する手続きを何というか?

選択肢

  1. 1試算表の検証(貸借一致の確認)
  2. 2精算表の作成
  3. 3決算整理
  4. 4棚卸

正解

1. 試算表の検証(貸借一致の確認)

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解説

問われているのは、試算表で借方の合計と貸方の合計が同じ金額になっているかを確かめる作業のことです。これは「試算表による貸借一致の検証」と呼べる手続きで、帳簿づけのミスを早めに見つけるための健康診断のようなものです。なぜ一致するのかというと、複式簿記では一つの取引を必ず借方と貸方の両面に同じ金額で記録するルールがあるからです。たとえば現金で商品を買えば「商品(借方)/現金(貸方)」のように、左右に同額が立ちます。この積み重ねの結果、すべての勘定を集めれば借方合計と貸方合計は理論上ぴったり等しくなる。だから試算表で合計が一致していれば、金額の転記ミスや片側だけの記入漏れといった単純なエラーがないことをある程度確認できます。ただし注意点もあります。この検証はあくまで「貸借のバランス」を見るだけなので、借方・貸方とも同じ間違った金額で記入したり、勘定科目そのものを取り違えたりしたミスは見つけられません。他の選択肢を見ると、「精算表の作成」「決算整理」「棚卸」はいずれも決算に向けた別の作業で、左右の合計一致を確認する行為とは目的が異なります。試算表は『記帳の正確性をチェックする関所』というイメージで覚えておきましょう。

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