問題
選択肢
- 1実行すべき
- 2棄却すべき
- 3再検討すべき
- 4判断できない
正解
1. 実行すべき
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解説
NPV(正味現在価値、Net Present Value)がプラスになる投資案件は、原則として「実行すべき」と判断します。NPVとは、その投資が将来生み出すお金(キャッシュフロー)を、現在の価値に割り引いて合計し、そこから最初に必要な投資額を差し引いた金額のことです。お金は「今の1万円」と「5年後の1万円」では価値が違い、将来のお金は割引率で現在価値に直して評価します。この合計が投資コストを上回る、つまりNPVがプラスということは、その投資が会社の価値を新たに生み出す(株主の富を増やす)ことを意味します。だから価値を創造する案件として採用するのが合理的なのです。逆にNPVがマイナスなら、投じたお金以上の価値を回収できないので棄却、ゼロちょうどなら採算ぎりぎりでどちらでもよい、と判断します。NPV法は、お金の時間価値をきちんと考慮し、しかも金額そのもので価値の大きさが分かるため、投資評価の方法の中で最も理論的に優れているとされます。比較されやすい指標にIRR(内部収益率)があり、これはNPVがゼロになる割引率のこと。IRRが資本コストを上回れば採用、という判断になりますが、複数案件の比較ではNPV法の方が判断を誤りにくいとされる点も押さえておきましょう。
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