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財務・会計難易度:

中小企業診断士 一問一答財務・会計 第359問

問題

EPS(1株当たり当期純利益)の計算式はどれか?

選択肢

  1. 1当期純利益÷発行済株式数
  2. 2配当金÷発行済株式数
  3. 3純資産÷発行済株式数
  4. 4売上高÷発行済株式数

正解

1. 当期純利益÷発行済株式数

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解説

EPS(1株当たり当期純利益、Earnings Per Share)は『当期純利益 ÷ 発行済株式数』で計算します(厳密には、普通株式に係る当期純利益を、自己株式を除いた普通株式の期中平均株式数で割ります)。会社が1年間に稼いだ最終的な利益を、株式の枚数で割った数字で、「株1枚あたり、いくら利益を生み出したか」を表します。たとえば当期純利益が10億円で発行済株式が1,000万株なら、EPSは100円。株を1株持っているオーナーの取り分が100円分ある、というイメージです。なぜ重要かというと、会社の規模が違っても1株あたりに直すことで収益力を比べやすくなるからです。利益総額が大きくても、株式を大量に発行していれば1株あたりの取り分は薄まります。だから投資家は規模そのものよりEPSの大きさや伸びを重視します。さらにEPSは株価の割安・割高を測るPER(株価収益率=株価 ÷ EPS)の分母にもなる、株式投資の超基本指標です。他の選択肢との違いも確認しましょう。配当金を株数で割れば「1株当たり配当金」、純資産を株数で割れば「1株当たり純資産(BPS)」、売上高を株数で割っても利益を表す指標にはなりません。EPSの分子はあくまで最終利益である当期純利益、という点を取り違えないようにしてください。

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