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企業経営理論難易度:

中小企業診断士 一問一答企業経営理論 第363問

問題

既存の主力顧客ではなく、ローエンドや新市場から始まる技術革新を何というか?

選択肢

  1. 1破壊的イノベーション
  2. 2持続的イノベーション
  3. 3オープンイノベーション
  4. 4プロセスイノベーション

正解

1. 破壊的イノベーション

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解説

破壊的イノベーションとは、クリステンセンが提唱した概念で、当初は性能が低く既存の主力顧客には物足りないけれど、安価で手軽な新技術が、ローエンド市場や新しい顧客層から普及し、やがて既存大企業の市場まで奪ってしまう技術革新を指します。 たとえば、初期のデジタルカメラは画質でフィルムに劣りましたが、安く手軽という価値で新しい使い手を取り込み、性能を上げながら最終的に従来のカメラ市場を飲み込みました。最初は「おもちゃ」扱いされていた技術が、気づけば主流を置き換えるのがこのパターンです。重要なのは、優良企業ほど既存の優良顧客の声に応えて高機能化を進めるため、地味な破壊的技術を軽視し、結果として足元をすくわれる点です。 対になる持続的イノベーションは、既存顧客がもっと欲しがる方向に性能を着実に高めていく「正常進化」で、大企業が得意とするものです。オープンイノベーションは社外の知恵や技術を取り込んで革新を起こす進め方、プロセスイノベーションは作り方・業務のやり方の革新を指し、いずれも市場をどこから侵食するかという破壊的イノベーションの核心とは観点が違います。

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