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財務・会計難易度:

中小企業診断士 一問一答財務・会計 第368問

問題

DES(デット・エクイティ・スワップ)とは何か?

選択肢

  1. 1債務を株式に転換して債務を消滅させる手法
  2. 2株式を債券に転換する手法
  3. 3社債の借り換え
  4. 4増資と同時に減資を行う手法

正解

1. 債務を株式に転換して債務を消滅させる手法

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解説

DES(デット・エクイティ・スワップ)とは、会社の「債務(デット)」を「株式(エクイティ)」に転換することで、借金を消滅させる手法です。デット=負債、エクイティ=自己資本、スワップ=交換、と読めば、文字どおり「負債と株式を交換する」取引だと分かります。具体的には、その会社にお金を貸している債権者が、返してもらう権利(債権)を会社に現物出資し、その見返りとして会社の株式を受け取る、という形を取ります。なぜこんなことをするのでしょうか。経営が苦しく、借金が資産を上回る債務超過に陥った会社では、そのままでは利息の支払いも返済もできません。そこで借金を株式に振り替えてしまえば、会社の負債は減り、その分だけ自己資本が増えます。返済義務のあるお金が、返済不要の資本に変わるわけです。これにより財務体質が改善し、債務超過の解消や経営再建につなげられます。債権者から見ても、会社を倒産させて貸し倒れるより、株主として再建後の値上がりや配当に期待する方が得策、という判断が働きます。選択肢にある「株式を債券に転換」は逆方向で誤り、「社債の借り換え」は別の負債に置き換えるだけ、「増資と同時に減資」も資本構成の操作ではあるものの債務を株式化するDESとは別の手法です。

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