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経済学・経済政策難易度:

中小企業診断士 一問一答経済学・経済政策 第373問

問題

限界費用と限界生産物の関係として正しいものはどれか?

選択肢

  1. 1限界生産物が増えると限界費用は減る
  2. 2限界生産物が増えると限界費用も増える
  3. 3両者に関係はない
  4. 4限界生産物はつねに限界費用と等しい

正解

1. 限界生産物が増えると限界費用は減る

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解説

限界費用(MC=生産を1単位増やすのにかかる追加費用)と、限界生産物(MP=労働者を1人増やしたときの追加生産量)は、MC=w/MP(wは賃金)という式で結ばれます。賃金wが一定なら、MPが大きいほどMCは小さくなる——つまり『限界生産物が増えると限界費用は減る』という逆向きの関係になります。これが正解です。 直感で考えましょう。労働者1人が一度にたくさん作れる(MPが大きい)状況では、追加で1個作るのにかかる人件費はわずかで済みます(MCが小さい)。逆に、1人がほとんど増産できない(MPが小さい)状況では、1個増やすのに多くの労働投入が要り、追加費用がかさみます(MCが大きい)。MPとMCはシーソーのように反対に動くのです。 この関係は前問の収穫逓減の法則ともつながります。生産を増やしていくとやがてMPが減っていく(収穫逓減)ため、それを反映してMCは上昇に転じ、供給曲線が右上がりになる根拠になります。『MPが下がる=MCが上がる』という反比例の関係を、式MC=w/MPとセットで腹に落としておくと、費用曲線の問題で迷いません。

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