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企業経営理論難易度:

中小企業診断士 一問一答企業経営理論 第372問

問題

技術のS字カーブにおいて、新技術が旧技術の性能を追い越す時期を何というか?

選択肢

  1. 1技術の不連続点
  2. 2イノベーションのジレンマ
  3. 3キャズム
  4. 4デスバレー

正解

1. 技術の不連続点

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解説

技術の不連続点とは、技術の進歩を描いたS字カーブにおいて、新しい技術の性能が旧来の技術の性能を追い越す瞬間を指します。フォスターが提唱した考え方で、ここを境に業界の主役が入れ替わる転換点になります。 技術はふつう、登場初期はゆっくり、途中で急速に、成熟すると頭打ちになるS字を描いて進歩します。旧技術が成熟して性能の伸びしろを失う頃、別の原理に立つ新技術が急成長し、ある時点で性能が逆転します。この逆転点が不連続点で、たとえば帆船が改良の限界に達した頃に蒸気船が追い抜いたように、連続した改良の延長線上ではなく非連続な飛躍が起きます。旧技術にしがみつく企業はここで一気に競争力を失います。 似た用語と区別しましょう。イノベーションのジレンマは、優良企業が既存顧客重視ゆえに破壊的技術への対応が遅れる現象で、技術カーブの逆転点そのものを指す言葉ではありません。キャズムは新製品が初期市場から主流市場へ移る際の需要の溝(マーケティング上の断絶)、デスバレーは技術開発から事業化までの資金が枯れやすい谷で、いずれも技術性能の逆転点を問う本問の答えとは意味が異なります。

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