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企業経営理論難易度:

中小企業診断士 一問一答企業経営理論 第373問

問題

職務を遂行する人の能力に基づいて賃金を決定する制度を何というか?

選択肢

  1. 1職能資格制度
  2. 2職務給制度
  3. 3成果給制度
  4. 4年功給制度

正解

1. 職能資格制度

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解説

職能資格制度とは、その人が「どれだけの職務遂行能力を持っているか」を基準に等級(資格)を決め、それに応じて賃金を支払う人事制度です。今どんな仕事に就いているかではなく、本人の能力の高さで処遇が決まる点が特徴で、日本企業で広く普及してきました。 たとえば、同じ能力等級なら営業に異動しても経理に異動しても等級と基本給は変わりません。能力に値づけするため、人を柔軟に配置転換でき、長く働いて能力を蓄積した人を評価しやすい利点があります。一方で、能力は目に見えにくく、勤続年数とともに自動的に上がっていく運用に流れやすいため、実態として年功序列的になりがちという弱点も指摘されます。 他の制度と区別しましょう。職務給制度は「人」ではなく「仕事(職務)の価値」に値づけする方式で、同じ仕事なら誰がやっても賃金は同じ、欧米で主流です。成果給制度は実際にあげた成果・業績で賃金を決める方式、年功給制度は年齢や勤続年数を直接の基準とする方式です。職能資格制度は、これらと違い「人の能力」を軸に据えている点が答えの核心です。

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