問題
選択肢
- 1GDP(国内総生産)
- 2GNP(国民総生産)
- 3NI(国民所得)
- 4NDP(国内純生産)
正解
1. GDP(国内総生産)
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
ある国の中で、一定期間(通常1年や四半期)に新しく生み出された『付加価値』の合計が「GDP(国内総生産)」です。一国の経済規模を測る最も代表的な指標で、景気や国際比較の物差しになります。 ポイントは“付加価値”という考え方です。付加価値とは、生産額から原材料など他から買った中間投入を差し引いた、その企業が新たに上乗せした価値のこと。たとえばパン屋が250円のパンを作るのに小麦粉を100円で仕入れたら、付加価値は150円です。各段階の付加価値を足し上げることで、原材料を何度も二重計算する“ダブルカウント”を防ぎ、経済全体が生んだ正味の価値を測れます。 似た指標との違いも整理しましょう。GDPの“D(Domestic=国内)”は『どこで生産したか』に着目し、外国人が日本国内で生んだ価値も含み、日本人が海外で稼いだ分は含みません。一方「GNP(国民総生産)/GNI」は“N(National=国民)”で『誰が生産したか』に着目し、自国民が海外で稼いだ分を含めます。「NDP(国内純生産)」はGDPから固定資本減耗(減価償却)を引いたもの、「NI(国民所得)」は国民ベースのGNIから固定資本減耗を引いたNNP(国民純生産)から、さらに間接税を引き補助金を加えて求めるものです(国内ベースのNDPから直接は求めない点に注意)。まずは“国内で生まれた付加価値の合計=GDP”を軸に据えましょう。
中小企業診断士トップ
一問一答・予想問題・まとめノート