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経済学・経済政策難易度: 易

中小企業診断士 一問一答|経済学・経済政策 第229問

問題

貨幣市場の均衡を利子率と国民所得の関係で表した曲線を何というか?

選択肢

  1. 1LM曲線
  2. 2IS曲線
  3. 3AS曲線
  4. 4エンゲル曲線

正解

1. LM曲線

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解説

LM曲線は「貨幣市場(お金の貸し借りの市場)が均衡する、利子率と国民所得の組み合わせ」を結んだ線です。LMという名前は、L=Liquidity preference(貨幣需要)とM=Money supply(貨幣供給)が等しくなる点を集めたもの、と覚えると意味がつかめます。 なぜ右上がりになるのか、ストーリーで追いましょう。国民所得(GDP)が増えると、人々や企業は取引のためにより多くの現金を手元に置きたくなり、貨幣需要が増えます。ところが中央銀行が供給するお金の量は一定なので、限られたお金を奪い合う形になり、お金の価格である利子率が上がります。つまり「所得が大きい→貨幣需要が多い→利子率が高い」という関係なので、横軸に所得、縦軸に利子率をとると右上がりの曲線になるわけです。 対になるのが財市場の均衡を示すIS曲線(右下がり)で、このLM曲線との交点で利子率と国民所得が同時に決まるのがIS-LM分析です。混同しやすい曲線として、AS曲線は物価と産出量の関係(総供給曲線)、エンゲル曲線は所得と特定の財の消費量の関係を示すもので、いずれも「貨幣市場の均衡を利子率と所得で表す」というLM曲線の定義とは別物です。

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