問題
選択肢
- 1固定資産売却益または売却損
- 2減価償却費
- 3減損損失
- 4評価差額
正解
1. 固定資産売却益または売却損
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解説
固定資産を売却したとき、その資産の帳簿価額(帳簿上の残っている価値)と実際の売却価額の差額は、「固定資産売却益」または「固定資産売却損」として処理します。帳簿価額とは、取得した値段から、これまで計上してきた減価償却累計額を差し引いた、現時点での帳簿上の価値のことです。たとえば取得原価100万円の機械を、これまで70万円分減価償却していれば、帳簿価額は30万円。これをいくらで売れたかと比べて、差額を損益として認識するわけです。具体的に見ましょう。もし売却価額が帳簿価額を上回れば、その差額は得をしたことになるので「固定資産売却益」を計上します。先ほどの例で、帳簿価額30万円の機械が40万円で売れたら、差額10万円が固定資産売却益です。逆に売却価額が帳簿価額を下回れば、損をしたことになるので「固定資産売却損」を計上します。30万円の機械が20万円でしか売れなければ、差額10万円が固定資産売却損になります。これらの損益は、本業の営業活動とは別の臨時的なものなので、損益計算書では原則として特別利益・特別損失の区分に表示されます。他の選択肢と区別しておきましょう。「減価償却費」は資産を使うことによる価値の規則的な減少を費用化するもので、売却とは関係ありません。「減損損失」は、資産の収益性が低下して帳簿価額の回収が見込めなくなったときに帳簿価額を切り下げる処理で、これは保有を続ける資産の評価の問題。「評価差額」はその他有価証券などの時価評価で生じる差額のことで、いずれも固定資産を実際に売却したときの差額とは別物です。
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