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財務・会計難易度:

中小企業診断士 一問一答財務・会計 第399問

問題

為替リスクや金利リスクを回避するための取引を何というか?

選択肢

  1. 1ヘッジ取引
  2. 2裁定取引
  3. 3投機取引
  4. 4信用取引

正解

1. ヘッジ取引

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解説

為替レートの変動リスクや金利の変動リスクといった、将来の価格変動による損失を避けるために行う取引を「ヘッジ取引」といいます。ヘッジ(hedge)とは英語で「垣根」のこと。庭に垣根を作って外敵の侵入を防ぐように、将来の値動きという不確実なリスクに対して「垣根」を設けて、損失を被らないように守る取引、というイメージです。具体例を考えてみましょう。たとえば3か月後にドルで代金を受け取る予定の輸出企業は、その間に円高が進むと受け取る円が目減りしてしまいます。このリスクを避けるために、あらかじめ将来の為替レートを固定する為替予約をしておけば、円高になっても損をしません。これがヘッジです。手段としては、将来の売買価格をあらかじめ約束する「先物取引・先渡取引」、一定の価格で売買する権利を売買する「オプション取引」、金利や通貨を交換する「スワップ取引」などのデリバティブ(金融派生商品)が使われます。リスクを消す代わりに、有利な方向に動いたときの利益も放棄することになりますが、それによって将来のキャッシュフローを安定させられるのが狙いです。他の選択肢との違いを押さえましょう。「裁定取引(アービトラージ)」は、同じ価値のものの価格差を利用して、リスクを取らずに利ざやを稼ぐ取引。「投機取引(スペキュレーション)」は、むしろ価格変動を予想して、リスクを取って積極的に利益を狙う取引で、リスクを避けるヘッジとは正反対の目的です。「信用取引」は、証券会社から資金や株式を借りて行う株式売買のことで、これもリスク回避を目的とするヘッジ取引とは別の概念です。ヘッジ=リスクを避けるための守りの取引、という核心を取り違えないようにしましょう。

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