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財務・会計難易度: 標準2007年度

中小企業診断士 過去問|財務・会計 第4問

問題

役員賞与の会計処理に関する記述として最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1当事業年度の職務に係る役員賞与を期末後に開催される株主総会の決議事項とする場合には、当該支給は株主総会の決議が前提となるので、当該決議事項とする額を費用として処理することは適当でない。
  2. 2役員賞与は、経済的実態としては業績連動型報酬ではなく、確定報酬と同様の性格であると考えられるため、費用として処理することが適当である。
  3. 3役員賞与は、利益をあげた功労に報いるために支給されるものであって、職務執行の対価として支給される役員報酬とは性格が異なるため、費用として処理することは適当でない。
  4. 4役員賞与と役員報酬は職務執行の対価として支給されるが、職務執行の対価としての性格は、本来、支給手続の相違により影響を受けるものではないと考えられるため、その性格に従い、費用として処理することが適当である。

正解

4. 役員賞与と役員報酬は職務執行の対価として支給されるが、職務執行の対価としての性格は、本来、支給手続の相違により影響を受けるものではないと考えられるため、その性格に従い、費用として処理することが適当である。

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解説

「役員賞与に関する会計基準」では、役員賞与は発生した会計期間の費用として処理することと定められた。役員賞与も役員報酬も職務執行の対価としての性格をもち、その性格は株主総会決議という支給手続の相違によって変わるものではないと整理されたためである。よってエが正しい。アは決議前提を理由に費用処理を否定し、ウは利益処分(功労報酬)とみなして費用処理を否定しており、いずれも基準と矛盾する。イは賞与を確定報酬と同視している点が不適切である。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成19年度 中小企業診断士1次試験 財務・会計 第4問)

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財務・会計の関連問題

  • 第1問

    安全性分析に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • 第2問

    A社は設備投資(取得原価2,000万円、耐用年数5年、定額法、残存価額ゼロ)を検討中。年間売上増加3,000万円、年間費用増加(減価償却費除く)2,200万円、法人税率30%の場合、年間税引後キャッシュ・フローとして最も適切なものはどれか。

  • 第3問

    A社の当期の損益データ:売上高5,000万円、売上原価3,500万円、販管費1,000万円、受取利息20万円、支払利息80万円、固定資産売却益50万円、減損損失200万円。税引前当期純利益として最も適切なものはどれか。

  • 第4問

    収益認識に関する会計基準における「履行義務の充足」について、一定の期間にわたり充足される履行義務の要件として最も適切でないものはどれか。

  • 第5問

    株式指標に関する記述として、最も適切なものはどれか。

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受験者数・合格率・1次試験の構成