問題
選択肢
- 1各部門に暗黙知を蓄積するメカニズムがないため、知識創造が適切に行われていない。
- 2各部門のコスト意識が低いために、利益率が低下してきている。
- 3各部門の専門能力は高いものの、それが「訓練された無能(skilled incompetence)」につながり、シングルループ学習が促進される組織文化になっている。
- 4官僚制的組織文化が形成されてきており、部門間の壁が高くなってしまっているため、部門間調整が十分にできていない。
- 5研究開発部門や製造部門に比べて、営業部門の営業力が弱く、収益性の低下につながっている。
正解
3. 各部門の専門能力は高いものの、それが「訓練された無能(skilled incompetence)」につながり、シングルループ学習が促進される組織文化になっている。
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解説
各部門は専門能力が高い一方で、研究開発は技術に固執し営業情報を取り込まず、製造は提案製品をそのままでは量産できず、営業は新製品の遅さや価格を問題視するなど、自部門の前提の中だけで改善を繰り返している。これは専門化が逆に視野を狭める「訓練された無能」と、前提を問い直さないシングルループ学習が支配する組織文化を示しており、ウが最も適切。アの暗黙知蓄積の欠如やイのコスト意識の低さは記述から読み取れず、エの官僚制やオの営業力単独の弱さは問題の本質である部門間連携・学習の欠如を捉えていない。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成19年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第19問 設問1)
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