問題
次の文章の空欄AとBに入る最も適切な用語の組み合わせを下記の解答群から選べ。 小規模企業の多くは、事業規模の拡大を意図していないとされる。実際、小規模企業における事業規模拡大志向の企業の割合は、より規模の大きい中小企業よりも低い。その理由のひとつとして、競争環境が厳しく、経営資源も乏しいために、事業規模の拡大を考える余裕がないということも考えられる。しかし、小規模企業の一般的な特性が A をターゲットとする柔軟な経営にあると考えると、事業規模の拡大は必ずしも適切な戦略ではない。また、事業規模の拡大につれて B の変更を余儀なくされることも多いので、これまでの B を維持するために、事業規模の拡大を志向しないということも考えられる。 〔解答群〕
選択肢
- 1A:新規市場 B:事業編成
- 2A:新規市場 B:ビジネスモデル
- 3A:ニッチ市場 B:事業編成
- 4A:ニッチ市場 B:ビジネスモデル
正解
4. A:ニッチ市場 B:ビジネスモデル
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解説
正解はエ。小規模企業の一般的な強みは、大企業が参入しにくい小さく特定的な需要、すなわちニッチ市場を機動的に捉える柔軟な経営にある。こうした特性を踏まえれば、規模拡大が常に最適とは限らない。空欄Aには「ニッチ市場」が入る。また、事業規模を拡大すると、これまで成り立っていた収益構造や顧客との関係を含むビジネスモデル全体の変更を迫られることが多く、現行のビジネスモデルを維持するためにあえて拡大を志向しない企業も多い。空欄Bには「ビジネスモデル」が当てはまる。したがって両者を満たすエが正しい。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成19年度 中小企業診断士1次試験 中小企業経営・中小企業政策 第5問)
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