問題
経営計画を策定する際には、さまざまな経営計画技法や管理技法が用いられる。そのような技法に関する説明として、最も不適切なものはどれか。
選択肢
- 1ABM(Activity Based Management)は、操業度よりも費消した補助活動を基準にして費用を跡づける間接費の管理技法として用いられる。
- 2DCF(割引キャッシュフロー)法は、いくつかのプロジェクトの価値をキャッシュフローの現在価値に換算して比較評価しようとする場合に用いられる。
- 3ガントチャートは、コンピュータを活用して、クリティカル・パスを明らかにし、そこに労働力や設備等を重点的に投入して効果的な日程管理をしようとする場合に用いられる。
- 4線形計画法は、使用量に制限のある2つの資源AとBを用いて、利益を最大化するために製品XとYをどのくらい生産すればよいかを計算する場合に用いられる。
- 5待ち行列理論は、到着間隔やサービス時間の確率分布をもとに製品の輸送と在庫の管理を計画的に進める場合に用いられる。
正解
3. ガントチャートは、コンピュータを活用して、クリティカル・パスを明らかにし、そこに労働力や設備等を重点的に投入して効果的な日程管理をしようとする場合に用いられる。
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解説
ガントチャートは作業項目を横棒で時系列に並べ、各作業の開始・終了や進捗を視覚的に管理する単純な日程管理図であり、クリティカル・パスを算出する手法ではない。クリティカル・パスを明らかにして重点投入を行うのはPERT/CPMであり、ウはガントチャートとPERTの説明を取り違えており最も不適切。ABMは活動基準で間接費を管理する手法、DCF法は将来CFの現在価値で投資評価する手法、線形計画法は制約下の最適生産量算定、待ち行列理論は確率分布に基づく需給調整であり、いずれも説明は適切である。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成20年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第1問)
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