問題
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 これを克服して従業員が増え、会社としての形態が整ってくると、やがて創業者は創業時の熱気を維持し組織の活力を高めることを課題として自覚するようになる。これが第1の大きな壁である。 (設問3) 文中の下線部の課題は、会社の成長にともなってしばしば発生する課題である。経営者は多くの時間をこの課題の克服のために割いているが、その対応として、最も不適切なものはどれか。
選択肢
- 1会社の目標と計画に沿って個人別の目標を設定する場合、部下の参画を求め、主体的な目標管理を促すとともに、新入社員に対しては上司が積極的に目標設定を指導する。
- 2会社への忠誠心を高めるために、個人別に業績を評価し、それを給与や処遇に連動させた計数管理を徹底する。
- 3職務へのコミットメントを高めるために、個人別に権限と責任を明確にした管理システムを導入する。
- 4創業の思いを共有するため、トップは従業員との対話の機会を増やし、創業時の思いや成功・失敗談を語るとともに、個々の仕事への意欲的なチャレンジを奨励する。
正解
2. 会社への忠誠心を高めるために、個人別に業績を評価し、それを給与や処遇に連動させた計数管理を徹底する。
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解説
課題は創業時の熱気を維持し組織の活力を高めることであり、共有された価値観や内発的動機づけ、対話による一体感の醸成が有効である。イは個人別の業績評価を給与・処遇に連動させた計数管理の徹底により忠誠心を高めようとするが、外発的・短期的な数値管理の強化はかえって組織の熱気や一体感を損ないやすく、課題への対応として最も不適切。ア・ウ・エは参画的な目標管理、権限と責任の明確化による職務コミットメント、トップとの対話による創業の思いの共有であり、組織の活力を高める対応として適切である。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成20年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第8問 設問3)
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