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企業経営理論難易度: 標準2008年度

中小企業診断士 過去問|企業経営理論 第1問

問題

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 企業の規模や経営戦略、環境条件などさまざまな要因によって、組織が処理すべき情報の量や質が異なるため、それに応じて機能別部門組織(functional organization)、事業部制組織(divisional organization)、マトリックス組織(matrix organization)など、異なる組織構造をデザインする必要がある。これに関して、下記の設問に答えよ。 (設問1) 機能別部門組織に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1機能別部門組織では、各機能部門が専門機能を基礎に編成されているため、全社的なコントロールを担当する次世代のトップマネジメントを養成することが難しい。
  2. 2機能別部門組織では、高度な分権化が進展しているため、トップマネジメントへの集権化の程度は低い。
  3. 3機能別部門組織では、それぞれの部門が異なる機能を担当しているため、変化する環境でも部門間コンフリクトが発生する可能性は低い。
  4. 4機能別部門組織の利点は、機能部門ごとの専門化の利益を最大限に発揮できる点にあり、その分、規模の経済は犠牲になる。
  5. 5機能別部門組織は、単一製品−市場分野に進出している企業に採用される傾向が高く、あまり大規模な操業には適さない。

正解

1. 機能別部門組織では、各機能部門が専門機能を基礎に編成されているため、全社的なコントロールを担当する次世代のトップマネジメントを養成することが難しい。

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解説

機能別部門組織は職能ごとに部門を編成するため、各部門長は担当機能の専門家にとどまり、全社的な損益責任を負う経験を積みにくい。そのため全社をコントロールする次世代の経営者を育成しにくいという短所があり、アが適切。イは機能別組織は集権度が高く誤り。ウは部門が機能で分かれるため環境変化時に部門間コンフリクトが生じやすく誤り。エは専門化により規模の経済はむしろ発揮されやすく「規模の経済は犠牲になる」は誤り。オは単一製品分野の企業に適するが、専門化の利益により大規模操業にも適し「大規模に適さない」は誤りである。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成20年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第11問 設問1)

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企業経営理論の関連問題

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