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企業経営理論難易度: 標準2008年度

中小企業診断士 過去問|企業経営理論 第12問

問題

組織における分業のデザインや職務設計に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1エンパワーメントとは、職務拡大(job enlargement)が進化した形で、個人に割り当てる職務の幅をプランニング権限にまで広げたものである。
  2. 2個人に割り当てる職務をあまり単純な単位に分解すると、単調な作業を繰り返すだけになるため、職務の幅を広げて多能工化することで、職務充実(job enrichment)を図る必要がある。
  3. 3個人の多能工化と品質管理を一体化した生産方式を導入すると、生産数量の頻繁な変化に柔軟に対応しつつ、低コストで一定以上の品質を維持することができる。
  4. 4職務のプロセスを標準化すると、従業員の専門能力を向上させるとともに、アウトプットの分散が大きくなり検査コストが増える。
  5. 5職務の目標や評価基準を標準化することを通じて、職務のモジュール化が促進されるため、管理者の調整負担は増えるが、不確実性への対応は容易になる。

正解

3. 個人の多能工化と品質管理を一体化した生産方式を導入すると、生産数量の頻繁な変化に柔軟に対応しつつ、低コストで一定以上の品質を維持することができる。

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解説

ウは、作業者を多能工化して品質管理を作業工程に組み込む生産方式(自働化やセル生産など)を導入すれば、生産量の変動に柔軟に対応しつつ、不良の作り込み防止により低コストで一定の品質を維持できると述べており適切。アはエンパワーメントは権限委譲による自律性付与で、職務拡大の進化形とする説明は不正確。イは職務の幅を水平方向に広げる多能工化は職務拡大であり、垂直方向の権限付与を伴う職務充実とは異なり誤り。エは標準化はアウトプットの分散を小さくし検査コストを下げるため誤り。オは標準化により調整負担は減るため誤りである。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成20年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第12問)

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企業経営理論の関連問題

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