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企業経営理論難易度: 標準2008年度

中小企業診断士 過去問|企業経営理論 第20問

問題

組織の個体群生態学(population ecology)モデルに関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1ある成功した企業の組織形態を、他の多くの企業が正当性を獲得するために模倣することを通じて、組織個体群に含まれる企業の組織形態は類似する傾向がある。
  2. 2ある組織個体群が淘汰されていくのは、政府の政策や規制などよりも、市場での競争に敗退したことによって起こりやすい。
  3. 3各企業は環境の変化に応じて経営戦略や組織を修正していくため、その企業が属する組織個体群は成長していく。
  4. 4各企業はそれぞれの経営戦略にしたがって、合理的な組織形態を採用する結果、同じような戦略をとる企業は類似の組織形態をとるようになる。

正解

1. ある成功した企業の組織形態を、他の多くの企業が正当性を獲得するために模倣することを通じて、組織個体群に含まれる企業の組織形態は類似する傾向がある。

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解説

個体群生態学モデルは、組織が環境に適応するというより、環境が組織を選択(淘汰)するという視点に立つ。組織個体群内で組織形態が類似する理由として、正当性を獲得するために成功企業の形態を模倣する制度的同型化が挙げられ、アが適切。イは個体群生態学では市場競争だけでなく政府の政策・規制も含む環境による選択を重視し、市場競争に限定するのは不正確。ウ・エは各企業が環境変化に応じて戦略・組織を主体的に修正・選択するという適応主義の視点であり、組織側の合理的選択を否定的にとらえる個体群生態学の立場とは異なるため不適切である。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成20年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第20問)

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