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企業経営理論難易度: 標準2008年度

中小企業診断士 過去問|企業経営理論 第34問

問題

ブランドの資産価値を考えることとあわせて、顧客の資産としての価値(顧客資産)を考えることが増えてきている。そこでは、新規顧客の獲得、既存顧客の維持、追加販売の3つの要素が考えられる。これに関する記述として、最も不適切なものはどれか。

選択肢

  1. 1顧客維持による収益が高いと見込まれる場合ほど、顧客獲得への投資は大きくなる傾向にある。
  2. 2顧客維持による収益が高くなく、顧客獲得時の投資を回収する期間が短い場合には、その顧客からの次期の収益を考えて投資する傾向にある。
  3. 3顧客獲得の対象となるセグメント数を増加させるにつれて、増やしたセグメントでのレスポンス率が徐々に低下していく傾向にある。
  4. 4見込み顧客の将来価値を予測して、それがその顧客の獲得コストを上回るかぎり顧客獲得に投資する傾向にある。

正解

2. 顧客維持による収益が高くなく、顧客獲得時の投資を回収する期間が短い場合には、その顧客からの次期の収益を考えて投資する傾向にある。

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解説

顧客資産の考え方では、顧客生涯価値(将来にわたる維持・追加販売からの収益)が獲得コストを上回る範囲で顧客獲得に投資する。アは維持による収益(生涯価値)が高いほど獲得投資を大きくでき適切。ウは獲得対象セグメントを広げるほど反応の鈍い層に及びレスポンス率が低下する点で適切。エは将来価値が獲得コストを上回る限り投資する原則で適切。イは顧客維持による収益が低く投資回収期間が短い場合、その顧客の生涯価値は小さいため次期の収益を期待して投資する根拠に乏しく、論理が整合せず最も不適切である。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成20年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第34問)

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企業経営理論の関連問題

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  • 第2問

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  • 第5問

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