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経済学・経済政策難易度: 2009年度

中小企業診断士 過去問経済学・経済政策 第1問

問題

リスク選好度に関する下記の設問に答えよ。 (設問1) 下図の曲線は、ある消費者の所得と効用水準の関係を表したものである。この消費者のリスク選好度とリスクプレミアムに関し、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。ここで、リスクプレミアムの値は、この個人が合理的に期待する所得を保障する保険に対して支払ってもよいと考える保険料の額を表す。 a この消費者はリスク愛好的である。 b この消費者はリスク回避的である。 c リスクプレミアムは負の値をとる。 d リスクプレミアムは正の値をとる。
経済学・経済政策の図表

選択肢

  1. 1aとc
  2. 2aとd
  3. 3bとc
  4. 4bとd

正解

4. bとd

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解説

図の効用曲線(所得に対する効用)は上に凸(限界効用が逓減する形状)である。効用関数が上に凸である消費者は、所得の不確実性を嫌うリスク回避的な主体である。したがってbが正しく、a(リスク愛好的)は誤り。 リスク回避的な消費者は、不確実な所得(くじ)の期待値と同額を確実に得られる場合のほうを選好する。このため、不確実性を避けるために期待所得よりも少ない確実所得(確実性等価)でも受け入れる。期待所得と確実性等価の差がリスクプレミアムであり、リスク回避的な人ではこれが正の値となる。すなわち保険に対して進んで保険料を支払う意思があることを意味する。よってdが正しく、c(負の値)は誤り。 したがって正しい組み合わせはbとdであり、正解はエである。 (出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成21年度 中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策 第18問 設問1)

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