問題
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 優れた人材の持つ専門能力やエネルギーを組織の力として効果的に統合するように変革を進めていくためには、個々の従業員のコンピテンシーを開発するとともに、その力を組織へ統合し、維持していかなければならない。 (設問2) 個人のコンピテンシーとコミットメントを、組織全体の力として統合していくための施策として、最も適切なものはどれか。
選択肢
- 1管理者は部下のメンターもしくはコーチとして行動し、専門職能を基軸とした分権的組織構造を構築する必要がある。
- 2個人間の情報伝達をオープンにするため、非公式の情報伝達ルートを制限し、誰でも情報を入手できるようにする。
- 3個人の責任・権限と財務的報酬を明確に定義した業績評価システムを構築し、個人レベルの学習が組織にとってどう関係するかを理解できるようにする。
- 4従業員が参加できる集団的意思決定方式を導入し、全員一致の合意に基づく政策決定を優先するようなリーダーによって運営される必要がある。
- 5成熟した事業部門の枠を越えて、他の事業部門との横方向の情報交換を促進するような場の設定や、情報システムを導入する。
正解
5. 成熟した事業部門の枠を越えて、他の事業部門との横方向の情報交換を促進するような場の設定や、情報システムを導入する。
詳しい解説を見る解説を閉じる
解説
個人のコンピテンシーやコミットメントを組織全体の力へと統合するには、事業部門の枠を越えた横方向の情報交換を促す「場」や情報システムを整備し、知識やエネルギーを組織横断的に結びつけることが有効で、オが最も適切。アは専門職能基軸の分権化で個別最適に陥りやすく統合に逆行。イの非公式ルート制限は情報流通をかえって阻害。ウは個人レベルの報酬・評価に偏り組織統合の施策として不十分。エの全員一致重視は意思決定の硬直化を招く。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成21年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第15問 設問2)
中小企業診断士トップ
一問一答・予想問題・まとめノート