問題
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 消費者の購買意思決定プロセスは、「問題認識」→「情報探索」→「代替案の評価」→「選択」→「結果の評価」からなる5段階のプロセスによって説明される。 (設問2) 文中の下線部に関連する以下の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
選択肢
- 1ある消費者が特定ブランドに対する高いロイヤルティ(忠誠)を持つ場合、この消費者は購買意思決定プロセスの中で広範囲問題解決を行うことが多い。
- 2情報探索段階で長期記憶により多くの知識を持っている消費者は、少ない知識を持つ消費者と比べ、意思決定のための情報を効果的に処理できる傾向が強い。
- 3情報探索段階の外部探索とは、消費者が店舗出向したり、カタログやウェブサイト、友人の意見などを参考にしたりして情報収集を行うことである。
- 4製品関与とは、消費者がある製品に対してどれだけ重要性やリスクを感じるかの水準を指し、消費者がその製品にどれだけこだわりを持っているかということである。
正解
1. ある消費者が特定ブランドに対する高いロイヤルティ(忠誠)を持つ場合、この消費者は購買意思決定プロセスの中で広範囲問題解決を行うことが多い。
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解説
特定ブランドへのロイヤルティが高い消費者は、毎回詳細な比較検討をせず、習慣的に同じブランドを選ぶ「定型的問題解決(ルーティン化された反応行動)」を行う傾向が強い。アは「広範囲問題解決を行うことが多い」としているが、広範囲問題解決は知識やロイヤルティが乏しく多くの情報探索を要する場合の行動であり、高ロイヤルティの消費者の行動とは逆で、最も不適切。イ(知識量と情報処理)、ウ(外部探索の説明)、エ(製品関与の説明)はいずれも妥当。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成21年度 中小企業診断士1次試験 企業経営理論 第29問 設問2)
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