問題
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。 自動車産業は長らくわが国のリーディング産業とされてきたが、世界規模で企業間競争が激化する中で、自動車(完成車)メーカー各社は競争力向上に向けて、生産ネットワークの再編、次世代自動車・技術の開発、部品の共通化やモジュール生産方式の導入等によるコストダウンに取り組んでおり、生産組織の基盤を担ってきた中小自動車部品メーカーも生き残りをかけた対応を迫られている。 (設問1)文中の下線部1について、2009年実績(生産台数ベース)で見て、世界最大の自動車生産国はどこか。
選択肢
- 1インド
- 2中国
- 3ドイツ
- 4日本
- 5米国
正解
2. 中国
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解説
日本自動車工業会等の統計によれば、2009年の世界の自動車生産台数では、中国が約1,379万台でこれまでトップであった日本(約793万台)や米国(約571万台)を抜き、初めて世界第1位の自動車生産国となった。リーマン・ショック後の世界的な需要低迷の中で、中国政府の小型車減税・農村部買い替え補助等の景気対策が功を奏し、内需が急拡大したことが要因である。日本・米国は世界金融危機の影響で生産が大幅減となり、長年トップを保ってきた米国は3位に後退、日本も大きく台数を減らした。したがって2009年実績では世界最大の自動車生産国は「中国」となる選択肢イが正解。これ以降、中国はトップ生産国の座を維持し、新興国市場の成長エンジンとして自動車サプライチェーンの世界構造を大きく変えていく転換点となった年でもある。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成22年度 中小企業診断士1次試験 中小企業経営・中小企業政策 第3問 設問1)
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