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財務・会計難易度: 標準2011年度

中小企業診断士 過去問|財務・会計 第21問

問題

金利スワップ取引に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. 12つの企業が異なる市場で異なる評価を受けているとき、それぞれが比較優位にある市場で資金を調達するとともに、その債務をスワップすれば、互いに有利な資金調達ができる。
  2. 2Z社は現在、変動金利で借入を行っており、金利上昇のリスクをヘッジするため固定金利受取・変動金利支払のスワップ契約を結んだ。
  3. 3金利スワップでは、通常、金利交換だけでなく、元本の交換も行われる。
  4. 4金利スワップを締結した後、金利が下落すると、変動金利を受け取る側が有利になる。

正解

1. 2つの企業が異なる市場で異なる評価を受けているとき、それぞれが比較優位にある市場で資金を調達するとともに、その債務をスワップすれば、互いに有利な資金調達ができる。

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解説

金利スワップ取引(同一通貨建ての金利交換契約)の論点を確認する。 アは正しい。比較優位の原理に基づく金利スワップの代表的活用法。2つの企業が固定金利市場と変動金利市場でそれぞれ異なる評価(信用力)を受けており、各自が比較優位の市場で資金を調達した上で、固定→変動・変動→固定のスワップを行うことで、両者とも単独で目的の金利種類を調達するより有利な実質金利を実現できる。 イは誤り。変動金利借入の金利上昇リスクをヘッジするには、「固定金利支払・変動金利受取」のスワップを行うべき。受取と支払が逆である。 ウは誤り。金利スワップでは、通常、想定元本に基づき金利の差額のみを交換し、元本の交換は行わない。元本交換を伴うのは通貨スワップ。 エは誤り。金利下落時には、変動金利を「受け取る側」(=変動受取・固定支払のポジション)は、受け取る変動金利が減少するため不利となる。逆に変動金利を「支払う側」は有利となる。 よってアが正解。(出典: 一般社団法人 中小企業診断協会 平成23年度 中小企業診断士1次試験 財務・会計 第21問)

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財務・会計の関連問題

  • 第1問

    安全性分析に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • 第2問

    A社は設備投資(取得原価2,000万円、耐用年数5年、定額法、残存価額ゼロ)を検討中。年間売上増加3,000万円、年間費用増加(減価償却費除く)2,200万円、法人税率30%の場合、年間税引後キャッシュ・フローとして最も適切なものはどれか。

  • 第3問

    A社の当期の損益データ:売上高5,000万円、売上原価3,500万円、販管費1,000万円、受取利息20万円、支払利息80万円、固定資産売却益50万円、減損損失200万円。税引前当期純利益として最も適切なものはどれか。

  • 第4問

    収益認識に関する会計基準における「履行義務の充足」について、一定の期間にわたり充足される履行義務の要件として最も適切でないものはどれか。

  • 第5問

    株式指標に関する記述として、最も適切なものはどれか。

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まとめノート

7科目を穴埋め2,070問で網羅

試験概要

受験者数・合格率・1次試験の構成